シンシャ
CINNABAR
CV 小松未可子
・硬度二。
・体から無尽蔵に毒液が出る特異体質のため、他の宝石たちから距離を置き月人の現れない夜の見回りを担当している。
・聡明で思慮深い。
宝石の国｜1｜
| 発売日 | 2013年7月23日 |
| 作者 | 市川春子 |
| 出版社・レーベル | 講談社 |
収録内容
- 第一話 フォスフォフィライト
- 第二話 シンシャ
- 第三話 ダイヤモンド
- 第四話 コクレア
- 第五話 メタモルフォス
- 第六話 エクストラクト
- よあそびのくに
第二話 シンシャ
月でなら、俺に価値を付けてくれるかもしれない。
俺はここで、攫われるのを待っている。月でなら、俺に価値を付けてくれるかもしれない。
おまえはいいな、敵にすら愛されて
手伝って、ほしいんだ
断る
よ、よし、じゃあ 夜の見回りよりずっと楽しくて 君にしかできない仕事を、僕が必ず見つけてみせるから！
月に行くなんて言うなよ！なあ！
第六話 エクストラクト
ただ、うそつきというのだけはもう少し待ってやってもいい
あんなうるさくて気の利かない間抜けずっと黙っていればいい。水の底で殻の傷を塞いで薄荷色の模様でいればいい
‥‥‥それってフォスが殻の一部になってるってことよね!? ほら～！やっぱり知ってるんじゃない！あの子の色の所を集めれば…！
やめろ！あんなやつ！助けたって意味なかった！何度甦っても無能で役立たずの期待はずれだ！
ただ、うそつきというのだけはもう少し待ってやってもいい
宝石の国｜2｜
| 発売日 | 2014年1月23日 |
| 作者 | 市川春子 |
| 出版社・レーベル | 講談社 |
収録内容
- 第七話 ウェントリコスス
- 第八話 海
- 第九話 魂・肉・骨
- 第十話 帰還
- 第十一話 新しい足
- 第十二話 イエローダイヤモンド
- 第十三話 双晶
- おしゃれのくに
第十話 帰還
いやだ
海に 君に似合う仕事はなかった。
ごめん、明日からもっと頑張るから、許して
いやだ
ハハ‥‥‥ 君は強いからなあ‥‥‥
そう言うと思った‥‥‥
宝石の国｜5｜
| 発売日 | 2015年11月20日 |
| 作者 | 市川春子 |
| 出版社・レーベル | 講談社 |
収録内容
- 第二十九話 パパラチア
- 第三十話 虚黒点
- 第三十一話 新鮮な
- 第三十二話 不安
- 第三十三話 距離
- 第三十四話 反転
- 第三十五話 ふたり
- 第三十六話 新しい仕事
- パズルのくに
第三十六話 新しい仕事
楽しいは？
見つけたんだ、君の仕事。
正確には 君としかできない仕事だ。
手伝ってほしんだ。
楽しいは？
楽しいはどうした
楽しいが抜けてる
夜の見回りよりずっと楽しくて 君にしかできない仕事を僕が必ず見つけてみせるから
おまえそう言ったろ
宝石の国｜7｜
| 発売日 | 2017年5月23日 |
| 作者 | 市川春子 |
| 出版社・レーベル | 講談社 |
収録内容
- 第四十五話 長い冬
- 第四十六話 ラピス・ラズリ
- 第四十七話 百二年
- 第四十八話 海で聞いた昔話
- 第四十九話 辿る
- 第五十話 博士
- 第五十一話 伝説
- 第五十二話 旅路
- 枕投げのくに
第五十二話 旅路
行くな
君にこれを言うのもおかしな話なんだけど、月に行ってくる。
月に行く他、進む選択肢がない。で 一緒にどう？
と言いたい所だけど、とりあえず僕が様子見てくるよ。
戻ってから君の慧眼を借りたいな。‥‥‥それじゃ
‥‥‥行って 戻る？
前例がない。不確定要素が多い。予測がつかない‥‥‥
行くな
ごめん。風が強くて聞こえなかった。今なんて？
気をつけて
宝石の国｜8｜
| 発売日 | 2017年11月22日 |
| 作者 | 市川春子 |
| 出版社・レーベル | 講談社 |
収録内容
- 第五十三話 月世界
- 第五十四話 祈りのための機械
- 第五十五話 呪い
- 第五十六話 合成真珠
- 第五十七話 岐路
- 第五十八話 希望
- 第五十九話 動揺
- 第六十話 懐疑
- 第六十一話 決別
- ねまきのくに
第六十一話 決別
月人にすら好かれるおまえに、独りの気持ちはわからない
今度こそ一緒に行こう。他のみんなも一緒だ
それじゃ先生が可哀想だ。俺は行かない
バカなー
先生は僕らと出自がまったく違う！元々関係ないんだ。同情なんてしなくていいだろう？
月人にすら好かれるおまえに、独りの気持ちはわからない
宝石の国｜12｜
| 発売日 | 2022年11月22日 |
| 作者 | 市川春子 |
| 出版社・レーベル | 講談社 |
収録内容
- 第八十九話 エンマ
- 第九十話 粉砕
- 第九十一話 ジェード
- 第九十二話 夜
- 第九十三話 約束
- 第九十四話 金剛
- 第九十五話 終戦
- 第九十六話 一万年
- 第九十七話 夢
- 第九十八話 祈り
- 再会のくに
第九十二話 夜
知ってる
おまえは利用されてるだけだ。俺を退けるために
知ってる
本当の仲間などいない
そうかもな
無様で哀れだな
知ってる
第九十三話 約束
楽しかった
おまえのおかげで、みんなと仲良くできた。
楽しかった
ありがとう。約束を
