漫画『宝石の国 (2)』の中から印象に残る名シーンを3つピックアップしました。

アニメ『宝石の国』.第五話「帰還」
僕さ、誰かに頼られたのははじめてなんだ。だから次は絶対僕が助けてあげなくちゃ
話数 | 第七話 |
タイトル | 「ウェントリコスス」 |
ページ数 | p16 |

おまえが元の姿に戻れたのはあの子のおかげだな

また助けられたんだ…それはダメだ。それはまずい。シンシャはたぶん僕だけに秘密を教えてくれたんだ。なんでかはわかんないけど、誰でもよかったとは思いたくないんだ。

僕さ、誰かに頼られたのははじめてなんだ。だから次は絶対僕が助けてあげなくちゃ
市川春子.宝石の国(2).第七話「ウェントリコスス」
フォスはシンシャと交わした約束を果たすため、先生に禁止されながらも危険な海の中へと進みだしてしまう。
いままで何してきたんだろ。僕、今日で三百歳なんだ
話数 | 第十話 |
タイトル | 「帰還」 |
ページ数 | p101 |
ウェントリコスがフォスを海に誘ったのは、月人にフォスを差し出し、取引道具にするためだった。だが、騙していたのは家族のアクレアツスを救うためだったと知り、フォスは怒らなかった。

いいの?

いいよ。許してあげる。ていうか僕には君を懲らしめる力もないし、君みたいに仲間をうまく助ける方法も思いつかないから仕方ない。

いままで何してきたんだろ。僕、今日で三百歳なんだ。君は僕よりずっと若いのにえらいね
フォスにとって、三百歳という節目の記念日だったが、王に裏切られ、結果として両足と職を失うという最悪の誕生日となった。
市川春子.宝石の国(2).第十話「帰還」
海に 君に似合う仕事はなかった。ごめん、明日からもっと頑張るから、許して
話数 | 第十話 |
タイトル | 「帰還」 |
ページ数 | p106 |
ダイヤから海で行方不明になったフォスを探すように頼まれたシンシャ。フォスが海に入ったのは自分との約束を果たすためだったのではないかとの考えが頭をよぎる。
海辺を見つめ、いまにも泣き出しそうなシンシャの元に、左目と両足を失ったファスが流れ着く。

海に 君に似合う仕事はなかった。ごめん、明日からもっと頑張るから、許して

いやだ

ハハ‥‥‥ 君は強いからなあ‥‥‥。そう言うと思った‥‥‥
市川春子.宝石の国(2).第十話「帰還」
先生とダイヤたち大勢の宝石たちは海に入り、フォスの大捜索している間に、シンシャはフォスを学校に運び込んだ。