本当は、一人で生きるべき人間なのだと分かっている。 それでも、わたしはここにいて。
島村 抱月 CV.伊藤美来
Hougetsu Shimamura
・あだ名はひらがなで「しまむら」。
・授業をサボりがちな高校1年生(安達ほどではない)
・髪は栗色でちょっと天然気味。
・人付き合いは面倒だと思っているが、面倒見がいい部分も持っている。
安達としまむら
発売日 | 2013年3月10日 |
作者 | 入間人間 |
出版社・レーベル | 電撃文庫 |

収録内容
- 制服ピンポン
- 未来フィッシング
- 安達クエスチョン
- 二等辺トライアングル
- 女子高生ホリディ
二等辺トライアングル
本当は、一人で生きるべき人間なのだと分かっている。

人付き合いというのは自然に生まれるもので、労力を割くのはなんだか間違っている気がしてならない。

面倒見はいいかもしれないけど、それは表面的なもので。わたしの芯は基本、面倒くさがり。

努力や経験だけで本質を覆すことはできない。だから実のところ、誰かに懐かれたり頼られたり好かれたりすることに否定的なものが混じる。

そういう精神の在り方を踏まえれば、本当は、一人で生きるべき人間なのだと分かっている。
安達としまむら 2
発売日 | 2013年9月10日 |
作者 | 入間人間 |
出版社・レーベル | 電撃文庫 |

収録内容
- しまむら ジムへ行く
- アダチズQ
- ストンレンジ☆アダチ
- アダチ思考中クリスマス進行中
- ホワイト・アルバム
- 満点のふともも
- 真剣なおっぱい
しまむら ジムへ行く
友達のいい面ばかりを信じるのも間違いだけど、

友達のいい面ばかりを信じるのも間違いだけど、悪い部分ばかりをあげつらってそれが本性だ、というのもおかしい。

どちらの面もあやふやにしたままでないと、友達は続かない。
安達としまむら 7
発売日 | 2016年11月10日 |
作者 | 入間人間 |
出版社・レーベル | 電撃文庫 |

収録内容
- 『もし体育館二階で出会わなかったら』
- 一章『君の笑顔を感じながら』
- 『もしアダチが初期路線を貫いていたら』
- 二章『ひとときでいい安らぎに』
- 三章『ありふれた言葉を並べて』
- 四章『小さく祈っている』
- 『この世界で』
四章『小さく祈っている』
わたしはそこまで、愛に飢えていない。

でも時々、安達は怖いくらいにわたしを好きになろうとしているけど、それについていけるかはまだ分からなかった。

わたしはそこまで、愛に飢えていない。他のたくさんの愛を知っているからだった。
安達としまむら 9
発売日 | 2020年10月10日 |
作者 | 入間人間 |
出版社・レーベル | 電撃文庫 |

収録内容
- 一章『ヤング島抱月』
- 二章『AKIRA』
- 三章『TAEKO』
- 四章『テンペスト 〜桜花聖誕帖〜』
- 五章『割り切ってない関係ですから。』
一章『ヤング島抱月』
友情は無条件に続くものではない。

どれだけ仲が良くても、それは過去で……

今に繫がらないなら、無関係だ。

友情は無条件に続くものではない。
四章『テンペスト 〜桜花聖誕帖〜』
安達とのことだってそうなるのかもしれない

仲良かった友達は昔たくさんいたけど今はほとんど会わなくて、でも平気に毎日が過ぎてる。

もしかすると、安達とのことだってそうなるのかもしれない
安達としまむら 10
発売日 | 2021年9月10日 |
作者 | 入間人間 |
出版社・レーベル | 電撃文庫 |

収録内容
- 『Fantasy Sister』
- 『Astray from Sentiment』
- 『Be Your Self』
- 『the Sakura's Ark』
- 『Dream of Two』
- 『The Moon Cradle』
- 『Stay of Hope』
- 『Cherry Blossoms for the Two of Us』
- 『Heart-t』
『The Sakura's Ark』
好きだと言われたから好きになったのだろう。

わたしはなんというか、あまり人に踏み込む方じゃなくて。

それは自分を深く知られたくないという意識から来るもので。

わたしの方は割とはっきりしていて、好きだと言われたから好きになったのだろう。

なんだかとても軽く聞こえるけど、そういうものなのだから仕方ない