強キャラ ベスト５｜宝石の国

三十人以上の宝石たちの中から特に戦闘に秀でた5人をランキング形式で紹介します。月人とのバトルと、月陣営 vs 先生陣営の宝石同士のバトルを参考にしました。

第五位：ダイヤモンド

硬度	10
靭性	二級

ダイヤモンド属で硬度はトップクラスだが、靭性は二級のため特定方向からの力には弱く割れやすい。ボルツに戦闘面で劣っていることを引け目に感じていたが、ボルツとフォスのペアが交戦し、一時撤退した巨大な月人（しろ：姫の警護長）を一人で相手にし、割れた自身の腕で切り裂いてみせた。

市川春子.宝石の国(11).第八十七話「静寂」.(講談社)

身のこなしが良く、動きが華麗。新しい戦闘スタイルを試すなど向上心もある。第八十七話「静寂」にて、フォスたちと地上に襲撃した際は、弟のボルツと対戦。ボルツは戦闘に興味がなくなり腕が落ちていたとはいえ、因縁のボルツ相手に相打ちしている。

第四位：フォスフォフィライト

硬度	3.5
靭性	最低

硬度・靭性ともに最低ランクで、先生から戦うことを諦めなさいとまで言われていたフォス。しかし、アゲートの足、合金の腕など次々と進化を遂げていき、さらには、ラピス・ラズリの頭部接合によって、洞察力や戦略面も強化され、この順位に。

市川春子.宝石の国(12).第九十二話「夜」.(講談社)

依然として、胴体のフォスフォフィライト部分は砕けやすい性質のままだが、合金による自己修復でそれを補うことが可能。ジェードとのタイマン勝負では、拳で腹を砕かれ、上半身と下半身を分断された状態になるも、合金を操り、ジェードを捕らえる。そのまま学校の柱に叩きつけ、ボルツの次に壊れにくい硬度7・靭性一級の「堅牢のジェード」を砕いた。連戦となったシンシャ戦も毒液に合金で対抗し、辛くも勝利した。

第三位：パパラチア

硬度	9
靭性	準一級

市川春子.宝石の国(5).第二十九話「パパラチア」.(講談社)

コランダム属で硬度・靭性ともに高く、他の宝石たちからも一目置かれる存在。武器は一般的な宝石たちが使用する剣の2倍ほどの長さの弓型片刃剣を使用していた。ぶら下げての帯刀ができないほど重く、広範囲の攻撃が強力。

市川春子.宝石の国(9).第七十話「未明」.(講談社)

第七十話「未明」で地上に戻った際は、ルチルを軽々と倒し、続けて、イエローダイヤモンドを囲っていた、ジルコン、ネプチュナイト、アメシストサーティースリーの三人をたった二振りで砕いた。

第二位：アレキサンドライト

硬度	8.5
靭性	二級?

普段は月人研究マニアとして学校で内勤の仕事をしているが、ひとたび、月人を見ると髪色が赤く変色し、とんでもない強さを発揮する。第二十六話「鳴き声」ではダイヤが切り裂くも分裂して再生した月人（しろ：姫の警護長）を素早い振りで細切れにし、子犬サイズにした。

市川春子.宝石の国(4).第二十六話「鳴き声」.(講談社)

第八十七話「静寂」では、ペリドットとウォーターメロン・トルマリンを一刺し。二人を貫いたままの剣を横に振り、ヘモフィルナイトを破壊。アレキを止めに、ジルコン、スフェン、新モルガナイト、アメシストサーティースリーが四方から一斉に攻撃を試みるも、4人を一撃で粉砕する。

さらに、仲裁しようとしたオブシディアン、レッドベリルもまとめて砕いた。制御役のベニトアイトに首の鎖を引かれ、頭部がもげるもその状態で剣を振り、ネプチュナイトも粉砕。その場にいた12人のうちユークレースを除く、11人をあっという間に戦闘不能にした。宙を舞った頭部は引っ張ったベニトに当たり、ベニトも倒れた。

市川春子.宝石の国(11).第八十七話 「静寂」.(講談社)

暴走したアレキの手により、ほとんどの宝石が倒れ、“静寂”が訪れた。

第一位：ボルツ

硬度	10
靭性	特級

言わずと知れた戦闘狂が第一位。朝の見回り会議では、月人の出現確立が高い地域を任せられる。二器同時出現や二重の黒点、未知の新型であろうがなんとかしてくれる。見回りの宝石たちも、異常な予兆の黒点を発見すると、先生とボルツを呼び、幾度となく宝石たちのピンチを救ってきた。

市川春子.宝石の国(1).第三話 「ダイヤモンド」.(講談社)

観察眼が鋭く、他の宝石たちの戦闘面の弱点を見抜くのが趣味。教育のため、ボルツのペアを相手を交代していく企画が行われた。結果、相性のいいジルコンと継続してペアを組むことになった。