久美子・緑輝・葉月・秀一たちが北宇治高校吹奏楽部へ入部した理由をまとめました。
北宇治高校吹奏楽部へようこそ
タイトル | 北宇治高校吹奏楽部へようこそ |
巻数 | 1巻目 |
発売日 | 2013年12月5日 |
作者 | 武田綾乃 |
出版社・レーベル | 宝島社・宝島社文庫 |
収録内容
- プロローグ
- 一 よろしくユーフォニアム
- 二 ただいたフェスティバル
- 三 おかえりオーディション
- 四 さよならコンクール
- エピローグ
黄前久美子
久美子ちゃんも吹部に入るん?
え?
久美子も吹部に入るやんな?
う、うん・・・・・・入るつもりだよ
よかったー。部活に友達できるかなーって、緑、心配やってん
三人で仲良くやってこな!
二人が笑っているのを見ていると、自分の判断もそう間違ってないように思えてきた。他人に流されるのも悪くはないかもしれない。
中学と同じ吹奏楽部に入るか決めかねていた久美子だったが、緑輝と葉月の勢いに押されて入部を決めた。
塚本秀一
まあでも、お前が入るなら俺も吹部入るし。楽器何しよっかなー
そんなんで決めちゃっていいの?部活
ええって。俺運動できひんし、選択肢ほとんどないからなあ
・・・・・・あっそ
幼馴染の久美子が吹部に入ると聞き、一緒の部活にすることにした。
川島緑輝
緑もともと聖女にいたんでしょ?あんなレベルの部活で我慢できる?
そうやなー、緑はとにかく楽器ができたらいいから、あんなレベルでも気にしいひんよ。普通に楽しくやれたらいいかな
お世辞にも強豪校とは言えない北宇治高校の吹奏楽部だが、コンバスを演奏できれば別に構わないというスタンスの緑輝。
加藤葉月
あ、でも高校入ったら吹部に入るつもり。なんかおもしろそうやし
そうなの?私、中学のとき吹部だったよ
マジで?高校でも続けんの?
スポーツ万能で中学はテニス部だった葉月は新しいことに挑戦したかったのか、なんとなくという理由で吹奏楽部への入部を決めた。